Mark2 拡張ファームウェア
上級者(互換機)むけ設定

Mark2 互換機（mbedベース）を製作され、拡張ファームウェアを導入する方むけ特殊設定です。
通常の Mark2 ユーザーの方は弄る必要ありません。

GPS通信に使用するピン番号

複数GPSを接続可能にし、最も感度の良いレシーバーからの情報を優先利用する試みです。
下記のほか、env.ini 内の gpsBaud0/gpsBaud1 に通信速度を指定する必要があります。

設定ファイル	項目名	設定値	省略時	対応ファーム
env.ini	GPSrx または GPSrx0	GPSのデータを受信するピン番号	14	全て
env.ini	GPSrx1	2nd GPS から受信するピン番号 (10 を推奨)	未使用	20111130～

GM管接続に使用するピン番号

複数GM管を接続可能にし、入線をカウントする試みです。

設定ファイル	項目名	設定値	省略時	対応ファーム
env.ini	GMInterrupt または GMInterrupt0	信号を検出するピン番号 11 or 12 or 16 or 17	17	全て
env.ini	GMInterruptMode または GMInterruptMode0	検出エッジ 0:立ち上がりをカウント(正論理) 1:立ち下がりをカウント(負論理)	0	20111103～
env.ini	GMInterrupt1	2nd GM管信号を検出するピン番号(16 を推奨)	未使用	20111115～
env.ini	GMInterruptMode1	2nd GM管検出エッジ	0	20111115～
env.ini	GMInterrupt2	3rd GM管信号を検出するピン番号(12 を推奨)	未使用	20111115～
env.ini	GMInterruptMode2	3rd GM管検出エッジ	0	20111115～
env.ini	GMInterrupt3	4th GM管信号を検出するピン番号(11 を推奨)	未使用	20111115～
env.ini	GMInterruptMode3	4th GM管検出エッジ	0	20111115～

複数基準点を用いてGM管を校正する

これまでの２点簡易校正のほか、複数基準点をスプライン定義して校正精度を上げることができます。
同梱ファイルの中の J209.CFG を参考にして下さい。

設定ファイル	項目名	設定値	省略時	対応ファーム
GM管設定ファイル	spline00	μSV/h,cpm	スプライン校正未使用	20120829～
GM管設定ファイル	spline01	〃	〃	〃
GM管設定ファイル	・・・	〃	〃	〃
GM管設定ファイル	spline09	〃	〃	〃

簡易グラフ表示を有効にするNEW

ホットスポット捜索モード（lcdLayout=2）時に直近8秒間のcps値をグラフ表示します。

設定ファイル	項目名	設定値	省略時	対応ファーム
GM管設定ファイル	graphScale	cps値と縦軸のドット数の関係（例） 0.25:4cpsを1ドットで表現 0.5:2cpsを1ドットで表現 1:1cpsを1ドットで表現 2:1cpsを2ドットで表現	グラフ非表示	20130827～

Bluetooth や OpenLog などのシリアル機器に使用するピン

GPS で使用するシリアルポートとの併用は出来ません。。
（GPS の rx に 10 を使用しているときでも tx に 9 は指定できません）
下記のほか接続相手に応じて baud に通信速度を指定する必要があります。

設定ファイル	項目名	設定値	省略時	対応ファーム
NMEA設定ファイル	tx	シリアルに送信するピン番号	9	20120225～
Serial設定ファイル	tx	シリアルに送信するピン番号	9	20120225～

その他

設定ファイル	項目名	設定値	省略時	対応ファーム
env.ini	LED	LEDピン番号 0:mbedボードのLEDを使用	23	全て
env.ini	Buzzer	ブザー(自励式)ピン番号	22	全て
env.ini	Speaker	スピーカー(他励式)ピン番号	未使用	実装予定
env.ini	Button	プッシュボタンのピン番号	0	20120301～
env.ini	backLight	LCDバックライトの接続ピン（25番の利用を推奨）	バックライト制御なし	20120225～