コース計画で行動時間が長めにならざるを得なく、
また夏の午後には(北アよりも)高い確率で夕立が降るという南アの天候特性を考え、
十分に早立ちして余裕をもって歩く計画にしておきたい。
コースは極めて明瞭で迷う恐れは皆無であると思われるが、
道中に建っている道標に記されているコースタイムは
かなり健脚向け(南アに入る人は健脚者が多い?)となっているようで、
北アのそれとは明らかに基準が違う点に留意しておくべき。
今回、中岳小屋(幕営不可)と百間洞山ノ家(夕食にトンカツ)のみを小屋泊として、
それ以外は幕営の体制で臨んだが、ほぼ毎日小屋に着く時間帯から夕立があり、
雨に対して極めて軟弱な姿勢な我々は、
ずっと幕営装備を持ち歩きながら
1度もテントポールを通すことなく山行を終えた。
素泊まり専用スペースのある山小屋(三伏・聖平)などは、
ハイシーズンであっても
特に空いていて、小屋素泊山行も悪くないと思った。
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