南アに集う人たちの温もりを特に感じた6日間

山を下りるのが、この時ほど残念に感じたことは、過去にはなかった。

日程
2005年08月12日(金)〜2005年08月17日(水) 5泊6日
山域 南アルプス中南部
メンバー てんちゃん、私
コース
1日目/ 豊口口〜三伏峠(泊)
2日目/ 三伏峠〜小河内岳〜中岳〜中岳小屋(泊)
3日目/ 中岳小屋〜悪沢岳〜赤石岳〜百間洞山ノ家(泊)
4日目/ 百間洞山ノ家〜兎岳〜聖岳〜奥聖岳〜聖平小屋(泊)
5日目/ 聖平小屋〜上河内岳〜仁田岳〜易老岳〜光小屋(泊)
6日目/ 光小屋〜光岳〜光石〜イザルガ岳〜易老岳〜易老渡
コメント

コース計画で行動時間が長めにならざるを得なく、
また夏の午後には(北アよりも)高い確率で夕立が降るという南アの天候特性を考え、
十分に早立ちして余裕をもって歩く計画にしておきたい。

コースは極めて明瞭で迷う恐れは皆無であると思われるが、
道中に建っている道標に記されているコースタイムは
かなり健脚向け(南アに入る人は健脚者が多い?)となっているようで、
北アのそれとは明らかに基準が違う点に留意しておくべき。

今回、中岳小屋(幕営不可)と百間洞山ノ家(夕食にトンカツ)のみを小屋泊として、
それ以外は幕営の体制で臨んだが、ほぼ毎日小屋に着く時間帯から夕立があり、
雨に対して極めて軟弱な姿勢な我々は、
ずっと幕営装備を持ち歩きながら 1度もテントポールを通すことなく山行を終えた。
素泊まり専用スペースのある山小屋(三伏・聖平)などは、
ハイシーズンであっても 特に空いていて、小屋素泊山行も悪くないと思った。

アプローチ 日程消化が困難になって、光を諦めて聖平から途中下山した場合にも
無駄のない易老渡を下山予定地と決め、早朝に2台で集合。

1台+折り畳み自転車を下山用に駐車し、もう1台で松川町役場に向かい
フロントガラス越しに山行計画書・携帯電話番号が分かるようにして最も隅っこに駐車。
松川町役場から徒歩数分の伊那大島駅からタクシーにて豊口登山口へ。
下山後は、易老渡に駐車しておいた車で松川町役場へ向かい、車を回収。

豊口登山口でなく松川町役場に駐車したのは、
私の仕事上の都合により、私だけ途中下山する可能性があり、
易老渡に置いた折り畳み自転車で上島まで下り、バスで役場へ戻れるため。

結局は、都合よく最後まで一緒に歩けたので、少し無駄にはなったのだが・・・
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